手作り化粧品エッセンシャルオイル
ラベンダーやペパーミントなどの植物、花、ハーブ類は芳しい香りを放ちますが、この香りにはさまざまな有効成分があることが知られています。アロマセラピーでは、これらの植物が持つ香りの有効成分を抽出した、エッセンシャルオイル(精油)を用いています。

エッセンシャルオイル(精油)の香り、有効成分はそれぞれ違いますが、すべてのオイルには共通の性質があります。正しい使用法や安全性などを知って、アロマセラピーを日常生活に取り入れて楽しんでみましょう。

エッセンシャルオイル(精油)の製造法

  • 水蒸気蒸留法:
    原料のハーブを釜に入れ、下から水蒸気を吹き込んで成分を気化上昇させ、冷却して液化された中の上澄み部分を集めたのが、エッセンシャルオイル(精油)となります。
    手作り化粧品エッセンシャルオイル下部の液体にもほんの少し精油分が溶け込んでいるので、これはフローラルウォーター、またはハイドロラットとして使われます。

  • 圧搾法:
    柑橘系のレモンやオレンジからエッセンシャルオイル(精油)を抽出する方法で、果皮を手や器具で押しつぶして絞り出します。

  • 溶剤抽出法:
    バラやジャスミンなどのデリケートな花の香気を揮発性溶剤に移行させてから、溶剤を揮発させて固形物にします。これを再びアルコール溶剤で溶かして成分を移行させ、溶剤をとばすと、エッセンシャルオイル(精油)だけが残ります。この方法で得られたものを、アブソリュートと呼びます。


エッセンシャルオイル(精油)の注意事項

  • 手作り化粧品エッセンシャルオイルエッセンシャルオイル(精油)は、植物の有効成分を濃縮してつくられているので、必ず希釈して使います。基材として使う植物油をキャリアーオイルといいますが、日本人には1~1.5%以内に薄めて使うのが基本とされています。敏感肌の人は、アレルギーを起こす心配があるので、必ずパッチテストを行うように。

    パッチテストの方法は、まず、キャリアーオイルを腕の内側に少量つけ6時間後、異常がなければ、キャリアーオイルにエッセンシャルオイル(精油)を指定濃度に薄めたものを、同様につけてチェックします。かゆみや赤みが出たら使用を中止します。

  • エッセンシャルオイル(精油)は揮発性があり、また酸化して劣化しやすいので、遮光性の褐色ビンに入れ、使用後は密閉して冷暗所に保存します。
    エッセンシャルオイル(精油)の保存期間は開封後、柑橘系(レモン、オレンジなど)は6ヶ月、そのほかは、1年以内に使い切るようにしましょう。キャリアーオイルは、ホホバオイル6ヶ月、そのほかは3ヶ月で使い切るようにしましょう。